
絶園のテンペスト #03の視聴感想です。
合流。
魔法講義。
桃缶。
封鎖。
脱出。
犯してはならない理があることを。
■スタッフ
原作:城平京・左有秀・彩崎廉(掲載 月刊「少年ガンガン」スクウェア・エニックス刊)/監督:安藤真裕/シリーズ構成:岡田麿里/キャラクターデザイン:斎藤恒徳/音楽:大島ミチル/美術コンセプトデザイン:岡田有章/色彩設計:中山しほ子/美術デザイン:佐藤 歩/美術監督:岡田有章、佐藤 歩/総作画監督:大城 勝、菅野宏紀/撮影監督:神林 剛/編集:高橋 歩/音響監督:若林和弘/アニメーション制作:ボンズ/製作:「絶園のテンペスト」製作委員会
■キャスト
滝川吉野:内山昂輝/不破真広:豊永利行/鎖部葉風:沢城みゆき/不破愛花:花澤香菜/鎖部左門:小山力也/エヴァンジェリン山本:水樹奈々/星村潤一郎:野島裕史/鎖部夏村:諏訪部順一/鎖部哲馬:吉野裕行 /早川巧:浅沼晋太郎
■OP&ED
OP:『Spirit Inspiration』Nothing’s Carved In Stone(アルバム「Silver Sun」収録)
ED:『happy endings』花澤香菜
■公式
TVアニメ「絶園のテンペスト」 公式ホームページ
twitter @zetsuen_tempest #zetsuen

■Aパート
・ホンモノ夏村相手にモドキ真広はジリ貧。背後の姫様の存在も確信されちゃったか。
・「友達を大事にしない人はキライです」って二人きりのときなら愛花は言いそうで。
・チョコバーといい阿吽の脱出といい真広のパートナーは吉野にしか務まらんね。
・仇が鎖部関係者ということで真広はアツくなりすぎてますね。いろいろ無謀かも……
・吉野に葉風の魔法講座。はじまりの樹の魔法は「守り・癒し・治める」ためのチカラのみ。
・攻撃するには発動条件をどう応用するかに掛かってくるわけか。鎧で打ん殴る的な(笑
・防御フィールドにも閾値があるようだ。越えればダメージは通るっと。
・術者の音声と文明機器を供物とすることで、はじまりの樹のチカラを借り魔法と成す。
・高度な文明機器を供物するほど強力となり、魔具は使用条件を満たした状態にあると。
・それにしても“はじまりの樹”のイメージ映像が禍々しい(汗
・だから孤島の姫様はロクな魔法を使えないのですね(苦笑
・真広の動きは良くなったようだ。吉野効果?守るべき者があるほど強くなる?
・文明が必要な魔法の存在に違和感。吉野のその直感は大切なことな気がするねぇ。
・でも高度文明な供物が溢れてる夏村に対して、魔具に限りがある真広じゃ勝ち目ねー!(汗
・夏村との戦闘を通じて、魔法使いとの戦い方を真広は急速に吸収してるようにも見えますね。ジリ貧ですが!
・こうなってくると逆転の鍵は、急速に順応し学習し応用する狼吉野でしょうか。

■Bパート
・愛花に看病されてる真広くん。そのテレ甘えはまるで別人じゃないか(笑
・「それくらいじゃ死にはしませんよ(クスッ」不合理を正すまで死ぬわけにはいかねーよな!
・爆撃での交通網遮断、街を封鎖するようで。まずは橋爆破。
・政府関係者っぽい人と電話で話す山本さんは使いっ走りの使い捨てな感じ(えー
・ところで山本さんは吉野とどんな取引きをしたんでしょうね。
・死者復活は鎖部の魔法に反することで、元より真広は復活を口にしたことは無いらしい。
・都合のいい奇跡などなく、犯してはならない理がある。真広はどんなに傲慢であってもきっと世界に理に殉じるのでしょうね。では吉野は???
・吉野の精神性に葉風は真広とは別の危うさを垣間見たように思えます。
・鎖部の魔法の特性を踏まえ吉野が思いついた真広捜索方法は……???
・絶体絶命の真広の傷が突如塞がって……炎の中から吉野爆誕!
・治癒魔法で辿ったって応用力スゴイですネ。更なる作戦までも指示。
・ヘリの爆撃を作戦に織り込んだのか!トンネル脱出即退避!追いついた夏村に直撃か!?(汗
・二人は無二の相棒だと確信ですね。葉風も吉野に興味がわいたようです。
・って、生きてやがる!これが魔法使いなのか……
・失敗の報告も左門は余り気にしていませんね。来るなら来いって感じ。
・はじまりの樹の理は姫様に味方する。なら絶園の樹の理は……はじまりの樹とは真逆なのかしら???
・鎖部の郷の様子が少しだけ。わらべ歌にしても抉られたような山にしても気になることだらけ。
・ご老人の会話からすると左門のクーデターにも深い理由がありそう。単純な権力闘争ではない???
・やはり情報統制されてます。まぁ封鎖された街で夏村が死んでいても発表はされないと思います。
・吉野・真広・葉風の会話のズレが目的のズレですネ。
・しかし愛花殺しの犯人は鎖部関係者で間違いないようです。まぁ偶然ではなく必然でしょう。
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
目的がハッキリしている真広と葉風に対し、吉野の行動原理は未だに不明といっていいでしょう。
まぁこの時点では、真広に協力して恋人の仇討ちをということになるのでしょうが……そういう気持ちの存在を否定するわけではないですが、他にも理由が芽生えているような気がしてなしません。
この関節が外れた世界で、吉野の内で目覚めた狼はただ単に世の理に縛られ続けるのでしょうか?
いや、新しい理を求めていても不思議ではないと思えます。死者の復活さえも当たり前に赦される理の世界トカ……ね。
とはいえ、吉野が愛花復活を望んでいるのかと言えば、そうとも思えません。死者復活の話をした後の表情はスッキリしたモノでしたし。
しかしやはり何かに気付き求める為に一歩を踏み出したのだと思えるのです。
単純に区分けをすれば、葉風も真広も“はじまりの樹の理”に殉じている人間だといえるでしょう。
しかし吉野というと、そういい切れない。愛花が死に真広が行方不明になって日常からズレた世界にいたように思えるから。それは“はじまりの樹の理”から少し外れた世界に居たということでは……?
もしかしたら時期からしても“絶園の樹”に(無意識にも)魅入られたひとりだったりしてね(えー
はい、妄想終了(笑
それにしても……なるほど。
鎖部の魔法は途上国よりも先進国でこそ強力になるということですね。
それはすなわち科学に魔法が淘汰され難い世界であるといえます。
見方によっては他の魔法科学共存モノよりも“合理的”かも知れません。
きっと不合理が赦せない真広も納得してくれるでしょう(笑
ラベル:絶園のテンペスト