Another - アナザー #12 最終回の視聴感想です。
死屍累々。
暴走。
記憶。
決断。
繋がり。
後悔しないように――
■スタッフ
原作:綾辻行人『Another』(角川書店刊)/キャラクター原案:いとうのいぢ/監督:水島努/シリーズ構成・脚本:檜垣亮/キャラクターデザイン:石井百合子//色彩設計:井上佳津枝/美術監督:平柳悟/3D監督:山崎嘉雅/特殊効果:村上正博/撮影監督:並木智/編集:高橋歩/音響監督:岩浪美和/音楽:大谷幸/音楽制作:ランティス/アニメーション制作:P.A.WORKS/製作:「Another」製作委員会
■キャスト
見崎鳴:高森奈津美/榊原恒一:阿部敦/勅使河原:前野智昭/赤沢泉美:米澤円/風見:市来光弘/望月:山本和臣/桜木ゆかり:野中藍/怜子:榊原奈緒子/水野:吉田聖子/久保寺先生:三戸耕三/三神先生:宮牧美沙代/千曳辰治:平田広明
■OP&ED
OPテーマ:『凶夢伝染』ALI PROJECT
EDテーマ:『anamnesis』Annabel
■Aパート
もう誰もが納得するような大惨事!
炎から!爆発から!落雷から!殺人鬼から!仲間からも!!そして何よりも“現象”から!!!
あぁ〜OPの眼球のようなシャンデリアはコレですか……見事に複数を巻き込んでくれましたな。
私服な有田さんは爆発に吹き飛ばされ、金木&松井は……襲われた!?金木が刺され松井半狂乱!!
殺人鬼は勅使河原&望月は執拗に付け狙っているね。じゃぁアレは誰だというんだろうか?(汗
そして、危機一髪勅使河原を救ったのは千曳でした。引き返してきたんですね。和久井は大丈夫だろうか?
っていうか……千曳ヤッチマッタですか!?まぁ正当防衛かなぁ…悪くても執行猶予は付くかなぁ……(汗
命からがらシャンデリアから抜け出た川堀は……まるでコントのように柱の下敷きに(南無
ホント尋常じゃないですね(汗
みんな恐慌状態で疑心暗鬼、結束も何もなくしてボロボロさ!!(哀
おぉ!?有田さんあの爆風で無事でしたか!貴重な生存者追加一名!!(喜
勅使河原の傷は……「たいしたことない」と千曳一蹴。実は望月より軟弱だったと証明された瞬間です(笑
最愛の金木を残してまで逃げ延びた松井さんでしたが……恒一と出会いホッとした隙をサクッとヤられました(汗
って!行方不明だった風見かぁ!!勅使川原に殺されかけたことでスイッチが入っちまったのかよ!!(愕然
それにやっぱり桜木への片想いを簡単に割り切れるはずもないよね。ここらは杉浦と通じるモノがあるよなぁ。
きっと5月だとか4月だとかはもう些細なこと。眼に見える疑わしき原因は恒一。論理的かどうかなんてどうでもいいのだと思う。悔しさを怒りを憎しみを、叩き付ける相手として必要充分なのだから。
その刃を見切って躱す恒一もスゴイが、背後から殴り倒した赤沢さんも容赦ない(苦笑
風見に仲間二人を殺した介錯をすると口にする赤沢さんも充分壊れてます。その矛盾を足蹴にするように無視するのだから。
そんな赤沢さんの暴走を止めたのはまたしても千曳!でも赤沢黒化を暗黒面へ堕ちるのは止められない!?
千曳への赤沢さんの暴言は痛い所を突いているけれど……だけど!
「だが、目の前で理不尽に死んでいく生徒を救うことくらいはできる」
逃げたことへの後悔があるから!その贖罪があるから!死に直面する生徒達と主に戦えるんじゃないか!救おうと必死なんじゃないか!!
だから……そこに留まり、生徒達の死を悼み生を喜び、現象を記録し糸口を探しているんじゃないか!
一転、負け犬の遠吠えな赤沢さん脱兎の如く姿を消した!?(えー
グッタリ風見を外に連れ出したけれど……
風見の死を目の当たりにした勅使河原絶叫!ってかオマエが言うな!!記憶を失くさず一生後悔すべきだな(当然
って、シャンデリアの下敷きになった柿沼さん生きてたのか!(吃驚
隣の男子は……眼鏡のない辻井でしょうか?三神先生に手を挙げた恐慌状態は脱しているようですね。
助手席の女子と後姿だけ映った男子は誰でしょう??
恒一が電話をかけるも話中……鳴を探しているのでしょうね。
まさか探しに炎に包まれた館に入っていくとは……千曳もきっと止めたんだろうけど(汗
なんというタフネス!他の奴ならもう死に呑まれてるね。鳴のためなら火の中水の中現象さんにだって立ち向かうさ!(えー
鳴を見付けるも武器を持つ赤沢さんと対峙中!
赤沢さんは鳴が死者だと信じて疑わない!恒一の言葉にも耳を貸さず、殺して厄祭が止まらなかったら認めるって!無茶苦茶な!!(汗
コレはもう嫉妬としか思えない!ただのヤンデレの愛蔵渦巻く修羅場にしか見えませんですよ(汗
縺れ合い階段を転げ落ち、鳴の眼帯は外れ、赤沢さんはマウントポジションを手に入れる!!(ヤヴァイ
くっ……絶体絶命の鳴が可愛くて仕方ないんだぜ!そんな場合じゃないけれど!!余計に!!!(ぉ
危機一髪!恒一は赤沢さんに体当たりから羽交い絞めに!一瞬見詰め合うカタチになった二人……
ここでクチビルを奪ってしまえば瞬間冷却・理性を取り戻してデレたかもしれないんよなぁ(マテ
「こんなに守ろうとしているのにどうしてよ!」
嫉妬臨界突破!死者も現象も関係ない!!恒一くんどいてソイツ殺せない!!!(マテ
きっとココが赤沢さん生存ルートの分かれ道だったんですよ。選択肢はすかさずのキスだったんだよ!!(えー
落雷!飛び散ったガラスが…降り注ぐ……
それは走馬灯のように……
取り戻した記憶は……
夢とは些細なほどの違いで…キモチは確かに間違っていなかった……
きっと赤沢さんだけでなく…風も泣いていたんだよ……
そんな男子高校生の日常と女子高生は異常……(マテ(ヤツラハ中学生ダ
綾乃のときといい現象はそんなにガラスで殺したかったのか!(ぇ
赤沢さんに突き刺さったガラス片。無残に痛々しく……
それでも……他者に比べればよっぽど美しく見える死だなと……
「1年半前…貴方に空缶ぶつけたの……覚えてる?」
全くもって「覚えてる」くらい言ってやれよ!嘘が言えないってなら気合で思い出しやがれ!!恒一の朴念仁がっ!!
赤沢さんには生きて、恒一や鳴と真相を語り合って、仲直りして、正々堂々ライバルして欲しかった!(涙
爆発により赤沢さんの遺体は回収できず炎と瓦礫の奥に……
そしてまたもや鳴はいなくなってるし!今度はケータイに出てくれましたが……
どうやら鳴は遂に死者との対決を決めたようです。
しかし…どうもその心は大きく揺らいでいるらしく……
恒一を来させたくはないが、頼っている感じが見え隠れ?(え
■Bパート
鳴を探して恒一は裏庭に。倒木の下敷きとなっているのは……三神先生!?
当時から気になっていた“夜見北心得その四”が『公私の別はシッカリつけること』だったとはね。やはり謎解きに重要な要件だったのね。
以前から鳴は気付いていたらしいですが、指摘できなかったのはやはり“三神先生=玲子さん=恒一の叔母”だったというのが大きかったのでしょうかね。
まさか副担がいるのは3年3組だけだったとはね。気にもしていなかった事柄です。ってか誰もそのことに気付いてないの?!
クラスの机は足りていたのに現象は4月から起きている。それもそのはず足りなかったのは職員室だったのだから。
鳴の指摘を玲子さんは気付いていなかったのね。前回の様子からてっきり自身に心当たりを感じ始めてたのかと(苦笑
榊原くんどいてそいつ殺せない!(マテ
使者を死に帰そうとする鳴に、立ち塞がった恒一は「自分がやるから」とつるはしを受け取る!
恒一を見上げ懇願する玲子さん。もし鳴が間違っていたとしたら…確信は……ホントに信じていいのか!?
逡巡する恒一に鳴はダメオシの新証言。
1年半前、玲子さんが通り魔に殺される瞬間を目撃していただと?!
対岸の鳴に気付いた通り魔はニコリと微笑んで……その表情どこか恒一に似てるなぁ(え
記憶の改竄があるはずなのに思い出せるとは……
赤沢さんといい鳴といい死者が事切れそうだから力が弱まっているのでしょうか?
頭を過ぎっていく改竄では押し留めることのできなかった記憶の断片たち……
九官鳥、祖父母、父、赤沢さん……洩れ出た言葉の数々がひとつの答えを導き出していく!
全ては一年半前に収束していく!!
鳴を信じて…振り被ったつるはしを……
這い出ようとする玲子さんに…振り下ろす!!
ここまで言うことのできなかった鳴の気持ち。
大好きだった姉の忘れ形見に殺されなければいけない玲子さんの気持ち。
ほのかに憧れ、母親の影をも重ねていた叔母を手に掛けざるを得ない恒一の気持ち。
現象を止めるためには、死者である自覚がないままに、殺され殺さなければならない……あまりに切なく哀しすぎるよ!!
「さよなら…おかあさん……」
この恒一の言葉には“母親への面影”以上の想いが感じ取れる気がします。
今年の厄祭は過ぎ去って……
玲子さんの墓の前で別々に訪れた鳴と千曳に偶然にも出合った恒一。
どうやらもうクラスメイトの誰もが三神玲子という教師の存在を覚えていないよう。
学校の書類上、担任自殺後の副担代理期間について、どういう扱いになっているのか気になります。……千曳がということになっているのでしょうかね?
8月の犠牲者は8人+管理人夫婦の10人。高林の祖父母で、彼が亡くなった後、気を病んでしまったらしいです。
一昨年の名簿では犠牲となった玲子さんの印がやはり改竄されたようです。
また“赤沢和馬”というのは赤沢泉美と兄妹のように育った従兄だったとか。
であれば赤沢さんが死者であった可能性は無かったわけですね。
鳴のことを追求するのなら赤沢さん自身もハッキリとさせておくべきだったかなぁと。
玲子さんが死者だということに鳴はいつから知っていたのか気になるところですが。
「言ってもどうしようもないから」
というのは真実でしょう。言っても誰も信じないでしょうし、逆に“いない者”が嫌だからだと疑われたでしょう。そして、厄災を終らせる方法を知ったのは極最近のことでしたし。最大の理由は、唯一の味方であった恒一の大切な人だったこと……かなぁ。
玲子さんが恒一にとってトクベツだったのは間違いないと思うのですが……にしては、結構ドライでしたよね(ぉ
辻井に殴り倒されたときトカ。燃え盛る館への再突入も鳴のためだし!心配してた描写がなさ過ぎる!公私の別が付きすぎです!!(苦笑
観覧車に鳴を誘った恒一くん。何気にデートのお誘いだったのでしょうか……断られちゃいましたけど(苦笑
そういえば未咲との映像に遊園地らしき場所できゃっきゃうふふしてた気がしますね。ある意味鳴にとっての聖域なのかもしれません。
やはりケータイはキライで捨ててしまったけど、どうせまた直ぐに持たされる破目になるトカ(苦笑
「常に繋がっていなくてもいい」
それが鳴の出した結論なんですね。恒一がかけてくるコトはおっけーだそうです(笑
合宿の記念写真には玲子さんも写っているのに、誰も、望月さえも気付かない。
何のための合宿だったのかも覚えていないのでしょうかね。お?前島あの重傷で生きてたのか!
だけど、死者の死に関わった二人にはハッキリ見える。鳴の眼にはやはり死の色が見えてしまう。
でもきっと、松永がそうだったように、玲子さんに纏わるこの事件はいつか忘れることになる。
鳴の問いはどこか優しげで…でも恒一はとてもフクザツそうで……
ベンチに座って寄添う二人と景色がとても美しいなと。
共に“いない者”になった屋上のシーンも似たような画だったけど、現象から開放されたからなのかより印象的に思えます。
連れ立って歩みを進める恒一と鳴。静かに…ふたりで……
「終ったんだよね?」
微笑を浮かべる鳴は、やはりどこかミステリアスです。でもソコがいいんだ♪
無邪気なはじけるような笑顔はやはり未咲だけのものなんでしょうかね(苦笑
あ……でも恒一には夢幻の妄想力があったですネ(笑
っていうか、鳴の笑みは『終ってなんかいない』ことを含んでいたんじゃないかと。
実際問題根本的解決には至っていないのだから。これからもこの惨劇は続いていくのだから……
■Cパート
松永が残したカセットテープは失われ、望月と勅使河原の新証言を録音したMDにカタチを変える。
ふたりでどの程度のことを残したのでしょうか?恒一や鳴は協力していないのでしょうか?
隠して残すのは仕方ないとしても、千曳にもコピーを渡しておいた方がいいと思うのだけどなぁ。
唯一の現象記録者だし、複数のコピーを千曳周辺に置いておけば記憶が改竄されても何かの拍子に再生しそうなものだけど。
やはり死者とはいえ殺すというタブーゆえに秘密裏にと考えたのでしょうかね……
っていうか……
「よく考えて行動して欲しい……後悔しないように」
勅使河原!オマエが言うな!!(笑
それにしても、現象を根本から解決するのは無理なのでしょうかね……
もうあれか!孔雀王とか明王伝とか東京BABYLON的だったりカルラが舞わなきゃダメなのか!?(マテ
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殺しに殺しまくったなぁ……(汗
でもこれって……世間的にはどう扱われるんでしょうね?
管理人であった高林の祖父母の所為になっちゃうんでしょうか……?
燃え盛る炎と轟く落雷、半狂乱の殺人鬼にパニックとなった結果……で片が付いちゃうのかなぁ。
なんにしてもこんな大惨事だったのに、意外と生還者が多かったのも別の意味で吃驚ではあるかなと。
現象さんも想定外の事態の変動に呪いをお控えなさったのでしょうか(ぉ
「コ…今年ハコレクライデ勘弁シテヤラァ……(汗」
とか仰っていたかもしれないかと(笑
結果的に合宿不参加組が大勝利ということだったわけですね(ぇ
なんというか基本真面目な正直者がバカを見ちゃった気がしなくもないのですが気のせいでしょうか?(ぉ
ところで1話アバン。
玲子さんが通り魔に殺されたいう鳴の証言からの映像でピンと来て見返したのですが。
この年の厄災についての総てが、使われている映像に濃縮されていたのですね。今だから分かる映像の意味!
時折映るオンナノコは入院していた未咲だったのでしょう。ホントここで総てが説明されていたとはなぁ(吃驚
「常に繋がっていなくてもいい」
鳴が恒一に言ったこの言葉ですが、鳴なりの結論だったのでしょうね。
未咲のことを知って半身との繋がる喜びを覚えたのでしょう。そして、無慈悲に現象に奪われ繋がることを否定した。
だけども恒一と知り合ったことで繋がることは絆になることを再確認したのかもしれませんね。
常に繋がっていなくても確かな絆というのは切れるものではなく必要なときいつだって繋がれるのだと。
そして……死が未咲とを分かったとしても二人の関係までも切り離されたわけではないと気付けたのかもしれません。
だから、気付かせてくれた恒一は鳴にとってトクベツなのかも……ネ(笑
そしてこのことは厄災を呼び寄せる現象、そして紛れ込む死者にもいえるのかもしれません。
一般的に幽霊というのはこの世への未練から現れるとされているかと思います。また葬式というのもこの世の者が死者への未練を断ち切る儀式と言えるかとも思います。
それぞれがそれぞれの未練を断ち切ることでそれぞれの世界に存在するはずなのです。
でも死者と生者の未練はそう簡単に断ち切れるものではなく、あるとき繋がり呼び寄せてしまう。
ただでさえ死に近くなった3年3組であるのなら尚更に……
常に繋がっていたいという未練を断ち切り、互いに積み重ねてきたモノこそが大切なのかもしれませんね。
あ……
そう考えると玲子さんを呼び寄せたのは恒一ということか!?(えー
まぁ母親の面影もあるワケだし、憧れのヒトでもあるし、仕方ないことかなぁ(マテ
ふと思ったのだけど……
3年3組に組み込まれたことで、そして“ある年”となった時点で、有無を言わさず全員が咎人となってしまうんですよね。
唯一の対処法としても誰かを“いない者”と扱う傍から見たらただのイジメである方法。対策係なんて実際は有名無実なお飾りなんでしょうし。
現象の始まりは善意であったのに、それは悪意となってぶり返した。いや死を認められなかったコトが既に悪だったのかもしれない。
ずっと上の方で、そんな悪を引き込んでしまった千曳の想いを少し書いたけど、これまでは共に解明しようとする者はいなかったわけですよね。
そりゃ、なかった年なら都市伝説的だし、あった年なら尚更に不吉なことからは一刻もはやく遠ざかりたいでしょうから仕方ない。
恒一と鳴はどうなんでしょうか……やはりこのまま忘れて、卒業して、関わらずに過ごしていくのでしょうか……
母親・理津子を叔母・玲子を奪われ、好きになってくれた赤沢さんを死なせ、死者・玲子は自らの手に掛けた恒一。
半身であった未咲を理不尽に奪われたと感じ、死を見極める眼を持つ鳴。
二人にはやはり辛いことだとは思うけれど、この記憶を忘れては欲しくないと思うのです。
3年3組の忌まわしき記憶を取り戻した二人が夜見山に舞い戻り、現象を解き放つ云わば“鎮魂編”的な話も見てみたいなぁと思わずにはいられません(笑
“鎮魂編”なんてことを書いたけど、同じく見てみたいのが“アナザー異聞 中学生日記”だったり(笑
恒一を鳴と赤沢さんが奪い合い、水野さんと綾乃が隙あらば狙ったり!実はシスコンな水野弟が姉の恋路を邪魔したり!(マテ
年上キラーなわんこ望月だったり。赤沢にフラレまくりながらメゲナイ勅使河原だったり!(笑
クールぶりつつ実はラヴラヴな杉浦中尾を!鈍感桜木と強気なうじうじ片想い風見を!!(え
校外までもモテモテな王子を!公認百合園な金木×松井を!!ブラコン小椋の日常を!!(ちょ
他にも有田さんとか多々良さんとか……イロイロと魅力的なキャラ多いし。
そんなスピンオフやってくれません?(マテ
そして、最後まで公式!
12話あらすじ手が込んでるじゃないか!
気付いても1度しかしてないなら何度かやってみるといいよ。
あ〜そういえば、三神先生の中の人の紹介ページ消えたそうですね。
プロダクションにまで協力を求めてまで架空声優を創り上げるとは吃驚デス。
ちなみに、宮牧美沙代はアナグラムで『よみやまみさき』になり、出演映画のタイトル頭文字が『MISAKI』だったそうです。
名前のアナグラムは気付いたけど、映画のほうは気付けなかったぜ(悔しい
■総括
なんかここまで既にスゴイ長文になったのでアッサリ気味で(ぉ
ホラーサスペンス、綾辻行人、いとうのいぢというのが視聴感想を書くに至った大きな理由ではあったのだけど。
原作を元(原作未読です)に、アニメ的改変をしながらの演出、キャラデザのマッチングと絶妙に噛みあっていたかと。なかでも特筆すべきなのは音響面であったと思えます。
演出面でそれなりの恐怖を描いていたにも関わらず、そこに流れるBGMやピンポイントで効果音が煽る煽る。特に歪まれた音やボリュームを異様に上げていく音。そういった音がただ不快より恐怖に結びつく妙。
音が齎す効果というのをとても感じた作品であったと思います。
基本的に大満足な作品となったわけですが、もちろん短所がなかったわけではありません。
描写や謎解き……様々な点で気になる部分はあるのですが、それらを指摘するのがバカらしくなるほど長所が上回っていると思います。
まぁそれでも敢えてあげるとすれば……自分としてはやはり恒一と玲子さんの関係性でしょうか。
鳴が深く理解するほどに恒一は玲子さんを特別視していたようです。しかし作中そういった描写は極端に少なかったと思います。玲子さんから「公私の別を…」というのがあったとしてもです。
まぁ恒一が鳴のことを妄想するほどに、鳴至上が行き過ぎたかなぁと思わなくはないです(苦笑
でもな。鳴が可愛いのは事実だから仕方がない♪
と、書くことは尽きないわけですが(赤沢さんのことトカ、他にもイロイロ)ここらで止めようかと思う次第……全くアッサリになってねぇ(汗
最初から最後までとても惹き付けられた作品でした。恐怖はもちろんのこと、謎解きやキャラの掛け合いととても面白かったです。
是非とも続編だったり、スピンオフだったり、Anotherワールドを広げていって欲しいとホントに思う次第です。
この作品に関わったキャスト・スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
現象の完全停止を望みながら……ありがとうございました!