Another - アナザー #06の視聴感想です。
指名。
ひとり。
繋がり。
ダンス。
調査。
担任。
途中で止まったような気が……
■スタッフ
原作:綾辻行人『Another』(角川書店刊)/キャラクター原案:いとうのいぢ/監督:水島努/シリーズ構成・脚本:檜垣亮/キャラクターデザイン:石井百合子//色彩設計:井上佳津枝/美術監督:平柳悟/3D監督:山崎嘉雅/特殊効果:村上正博/撮影監督:並木智/編集:高橋歩/音響監督:岩浪美和/音楽:大谷幸/音楽制作:ランティス/アニメーション制作:P.A.WORKS/製作:「Another」製作委員会
■キャスト
見崎鳴:高森奈津美/榊原恒一:阿部敦/勅使河原:前野智昭/赤沢泉美:米澤円/風見:市来光弘/望月:山本和臣/桜木ゆかり:野中藍/怜子:榊原奈緒子/水野:吉田聖子/久保寺先生:三戸耕三/三神先生:宮牧美沙代/千曳辰治:平田広明
■OP&ED
OPテーマ:『凶夢伝染』ALI PROJECT
EDテーマ:『anamnesis』Annabel
■アバン
鳴が“いない者”と指名された日。言い繕っても事実上拒否権はないですよね。
対策については教職員全員承知の上のことのようですね。現象についての相談はクラスメイトのみというルール。
学校側の協力というのもあくまで“いる者”達にであり、いない者は卒業まで孤独ということなんですね。
水野さんの死は、3組だけという禁を破り現象を知ってしまったから……なんでしょうか?
ってか、鳴の席は現在の望月の席なわけですが……じゃぁこの時点で望月はどこの席だったのでしょう?
周囲の席順からしても席替えが行われた訳ではないよう。まさか、あの傷だらけの席だったはずもないでしょうし、何故望月は鳴の席に移ったのでしょうか?
また、恒一の席には誰が座っていたののでしょうね。望月でしょうか?でも移る必要性がないですし、いない者になる者の席になんて移りたくないと思うのです。
更に言えば恒一の席を空ける理由だってない。転校を知っていたなら尚更、恒一を鳴の席に座らせればいいだけのことですよね……何故???
■Aパート
恐らく恒一の転校時期からして進級時点で学校側は了承していたと思われます。
4月中途のハンパな転校時期ならば、学校側の協力があるのなら新参校長の独断で3組に編入というのもありえない。
であれば、机の数はピッタリだったというのは早計では?きっと「転校生が来て足りなくなった」のではなく、現象により元からひとつ足りなかったのかもしれません。
見舞いに行って確認した赤沢の気掛かりはやはり“自分の記憶”なんでしょうね。恒一を見たという拭いきれない違和感。
それにしても、手が温かかったからって生者か死者かは判断出来ないのでは?(苦笑
もしかして……4月の犠牲者って未咲だったりして?(えー
決め事を恒一に話せなかった理由――
恐らく“いない者”にいきなり話しかけてしまったから臆病になったと鳴は推測。
鳴の机だけが古いのは――
『そういう決まり』だから。お呪いに関連するかもしれないが、詳しいことは鳴も知らないようです。
机の落書きは――
鳴が書いたモノ。自分が“いない者”になったが故に死者でないことを確信し、よって死者の正体が気に掛かるから。
説明途中で霧果が来てしまいました。話の続きは恒一を送りがてらに道すがら。
鳴は「あの人のお人形だから」と言ったり、放任で無頓着と評したり、霧果の親子関係はギクシャクしているというかドライというか…何か抱えるものがあるのでしょうかね……?
それに「あることを除いて」というのが気になります。霧果は鳴の何に拘っているのでしょうか?
“いない者”となっている鳴自身のこと――
たまたま私だっただけと…無視しなくていけないなら自分なだけマシだと……
それはきっと鳴の、本音であり建前でもあり、強さであり弱さでもあり、気丈さであり優しさでもあるのだと思います。
揉めることもなく“いない者”であると受け入れたことから、そういう素養はあったのでしょうけど、体感し実感してどこか達観してきたのかもしれません。
だけど……
ちょっ!鳴の逆上がりにドッキドキ♪
シリアスな中に突然の肌色チラッは眼福過ぎますってば★
思わず出ちゃった溜息には、イロイロと溜め込んでた想いがあるんだろうなぁ……
そんな溜息姿も可愛いから困る訳ですが(笑
二人に増やした理由――
恒一の所為で鳴を“いない者”扱いし切れなかったので責任を取らせると同時に強化したつもり。
現象の説明の手間と危険性も省けて合理的……かも?(ぇ
お呪いの効果は――
保証はないが、厄災が止まる可能性があるのなら行うべき。人が死に悲しむよりはマシなのだから。
鳴が改めて恒一に義眼を見せて、瞳を失った理由や手術のこと、臨死体験、特別な義眼のことまでも話すというのはとても信頼している証であるでしょう。
これまで何を知っても変わらず接し続けてくれた恒一だからこそ、誰よりも近くに感じているのかもしれませんね。人形師である母親の霧果はイチバン近くてイチバン遠い存在なのかもしれませんね。
死ぬことも生きることも一人だと言い切ってしまう鳴には、3組の現象だけでなく、家族との間にも何かしら大きなしこりがあるように感じてしまいます。
まぁ“いない者”扱いだけでも死も生も一人だと思い込まなきゃやってられんでしょうし(汗
恒一という繋がりができたことで、思わず喜びが滲み出ちゃったようですが、鳴はもっと喜んで笑顔を見せてくれていいと思うんだ♪(笑
親父さんから電話が掛かってきたので、母親の中学の思い出に探りを入れてみる。
まぁ……思い当たることなんてそうはないでしょうね。両親が同窓生だとかならまだしも。
しかし別のまさかの情報が……恒一が1年半前の夜見山を訪れていただと!?(ナンダッテー!
それは親父さんの記憶違いなのか?急な雑音と共に断言できなくなっていって……
これが記録と記憶の改竄現象の一端なのでしょうか?携帯は記録記憶に触れることでは雑音という邪魔が入る???
なんにせよ、赤沢の記憶は見間違いではなく真実である可能性が出てきましたね。
もし恒一が夜見山を訪れていたのなら、何のためにその時期に訪れたのでしょう……(大謎
■Bパート
……え?イッタイナニゴトデスカ!!(汗
突然楽しそうに踊りだした恒一と鳴に吃驚仰天だよ!それでも無視続けるクラスメイトに驚嘆だよ!!(大笑
はい、顔を緩ました恒一の妄想でした(爆笑
いやぁAnotherを見ていてこんなキモチを抱かせるとは、このスタッフ陣は侮れんですネ!!
何気に、背後で不思議そうな勅使河原と横の望月がニクメナイ。やっぱいいヤツ等なんだと思うデスヨ(笑
屋上で仲良く昼食をとる恒一と鳴の図。
ヤヴァイくらいに指舐め鳴がかわいいのですが!どうしてくれようこの想い♪
仲睦まじいどう見ても恋人同士な二人の前には、厚い雲の隙間から差し込む陽射しかが輝いて、そんな未来を一刻も早く掴み取って欲しいと願う次第なのですけど……
二人の会話は、いつか、いつか、いつか、いつか……そんな約束じゃ“いつか”はいつまでも来ない気がしてきます。ひとつずつ“明日”を約束してください!!(願
授業をサボって。河原で戯れて。
屋上で、帰り道で、庭で、公園で、夕暮れ時も……
いつも二人っきりで、目と目で通じ合うほどに……
あぁもうどう見ても付き合ってますから!恋人同士ですから!!ホント授業中に踊ったって許しちゃうよ!!!(ぉ
ところで。
対策三人衆な赤沢さんと杉浦さんと中尾は、この二人の現状を見て何を思うでしょう?
“いない者”にせざるを得なかった二人の仲に息を吐くのか、“いない者”といえないような様子に息を呑むのか……
お?鳴も美術部では認識されているんですね。あの現象さえなければ、とっても慕われる良き先輩であったろうことが伺えます。
その現場を偶然目にしてしまった望月くん。お呪いが消える危機感から対応せざるを得ない貧乏くじ。用もないのに後輩達をムリムリ用立てて引き離す(苦笑
同じ学校で3組の噂は知っていても当事者でない後輩達には危機感はとても薄いのでしょうね。
傷つけられたこの絵は鳴が書いていたものなのでしょう。何故傷付いているのか?モデルは誰なのか?気になりますが……
第二図書室にて26年前の母親が写る卒業アルバムを見る二人の中睦まじいいこと♪
アルバムをよくよく見れば、当時の担任は司書の千曳であり、“いない者”鳴にイロイロと教えてくれたのも彼だったようです。
ということで、千曳先生による恒一くんへのレクチャー開始です。
現象の効果範囲は――
クラス関係者の二親等以内で夜見山市内に限られる。即ちインドにいる恒一の父親は対象外?
でもケータイの会話はと記憶のことを踏まえるとどうなんでしょうか?あくまで死が対象外ということなのかな??
千曳司書の立場は――
現象を呼び起こしたクラスの担任として死の扉を開けた責任を感じ教師を辞して司書として居続けている。
しかし、それが逃避であることは自覚しつつも、呵責の念と死の恐怖に震えている。
教師の士の可能性――
担任及び副担任は現象の圏内となる。
26年前のミサキのこと――
名は“夜見山ミサキ”という男子。5月のある夜に家が家事となり両親兄弟全員が死亡。
死んだはずのミサキが写った写真も実在したが、その恐怖から破棄してしまった。
記録の改竄について――
26年前からのクラス名簿のコピーに、死亡者と死者を記録してある。既に今年の分も……
一昨年(96年度)の死者は“浅倉麻美”であり死亡者は7人。少ないのは対策が功を奏し、年度前半は志望者が出なかった。しかし“いない者”が耐え切れず役目を放棄した。そして年度後期から始まってしまった。
この年の名簿の中に“赤沢和馬”という名がありましたが、もしかして赤沢泉美のお兄さんでしょうか?
赤沢の対策係としての気合は、兄が現象の犠牲者となってしまったからなのかもしれませんね。
死者“浅倉麻美”について――
元々は93年度の生徒だった。千曳の記憶では、96年度に浅倉麻美が出現している間は、93年度の名簿から名も死亡者の記録も消えている。故にその年度に記録から死者を導き出そうとしても不可能である。人の記憶にも同じことが言える。
卒業式を終え死者が消えたところで、全ての記録が本来の形に戻り始め、96年度の記憶は薄れ忘れてしまう。
しかし、どうしてそうなるのかその理屈はまったく分からないまま……
現象の有効な手段――
たったひとつ“いない者”を作るということだけ。
成功率は半々であり、その理由もハッキリしていたり曖昧だったりと不明。
千曳の結論――
この現象は呪いではなく、正に“現象”であるということ。
台風や地震と同じように対策を取り過ぎ去るのを待つしか方法はない。
減少が途中で止まったことは“ほとんど”ないのだから。
千曳の“ほとんど”という言い回しに恒一が興味を示したけれど、まるで鳴が邪魔したように見えなくもない?(ぇ
それにしても三神先生が一昨年の担任だったとは……前回の「難しい立場でありながら」というのはそういうことだったんですね。
15年前(83年度)玲子の年について――
それはある年であり、母・律子が帰郷し恒一を出産した年でもある。
しかし…律子・玲子・恒一とこんな現象に深く関わってしますとは……(汗
こうなってくると因縁めいたモノを感じずに入られませんね。
帰った恒一は玲子と祖父母を含めての家族会議。
母の死因が3組の厄災だったのかは玲子には判断がつかないようですね。そしてまた恒一が現象に立ち会っていることで罪悪感に苛まれているようです。
律子も玲子も可哀想だと言うおじいちゃんが何かを知ってそうな気がしますが……あの調子では聞き出すのは難しそうですね。
そして、過剰な反応を示す九官鳥。う〜む…この九官鳥がなにかカギとなる言葉を覚えていそうな気もしますね。きっと現象の圏外にちまいない(ぇ
玲子の不調の原因は、もしかしたら恒一の為に記憶の改竄に抗っているからかも。そして搾り出したのが『途中で止まったこと』と『夏休みに何かしたこと』なのかもしれません。
そして翌日。担任の様子が明らかにおかしいですよ!?(汗
精神的に現界を迎えてしまったようで……取り出したるは所謂ひとつの文化包丁!?(激汗
とりあえず!
斜め前の風見と前島は逃げろ!真正面の中島さんも逃げてー!!(脱兎
んで、屈強そうな対策三人衆中尾がどうにかできませんか!?(危険
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
前回から今回に掛けて、鳴がいろいろと説明してくれて。
更に今回は、千曳先生も解説してくれて。
情報が整理されて謎がイロイロと明らかになっていったはずなんですが。
まったくもって解決に向っているような気がまったくしないほどに謎だらけなんですけど!!(笑
ひとつ謎が明らかになると、ふたつ謎がやってくるみたいで、結局泥沼みたいな?(えー
まぁそれが面白いんですけどね。いいぞもっとやれーー!!(ぉ
なんていうか、こんなにも死亡者の出る学校ならいっそのこと廃校にしてみてはどうか?(ぉ
っというか、毎年のように生徒が死んでいるような学校ならマスコミ餌食になっていそうなんだけどなぁ……(マテ
もしほんとに廃校にしたら、この現象は他校に感染したりするのでしょうか……???(えー
それにしても。
今回は鳴がイチイチ可愛すぎてどうしようもないですわ♪
そりゃ恒一だって妄想の中で鳴と手を取り合って踊りたくもなるってもんですよ(笑
現実では充分すぎるほどにイチャついておりましたけどね!なんてウマヤラシイ!(ぉ
ところで公式サイト。
鳴が『STORY-あらすじ-』で踊っちゃってるんですけど!可愛すぎます!!ありがとうスタッフ!!!(笑
ここら辺の萌え具合を見抜いたからこそ、ラノベでないホラーミステリー小説をアニメ化しちゃった所以なのでしょうか?(ぇ
あとですね。
桜木に続いて高林も座席表から消されちゃってますね。