輪廻のラグランジェ #02の視聴感想です。
宇宙戦争。
迷子。
出撃。
恐怖。
悩み。
説教。
すべては行き当たりバッタリ(笑
■スタッフ
原作・制作協力:Production I.G/総監督:佐藤竜雄/監督:鈴木利正/シリーズ構成・脚本:菅 正太郎/脚本:森田繁/野村祐一/大野木寛/待田堂子/梅原英司/キャラクター原案:森沢晴行/キャラクターデザイン:乘田拓茂/小林千鶴/オービッドデザイン:日産自動車 グローバルデザイン本部/[大須田貴士/菊地宏幸/村林和展]/メカ総作監:松村拓哉/CG制作:グラフィニカ/プロップデザイン:原由知/美術監督:渡辺三千恵/色彩設計:関本美津子/撮影監督:青木隆/3Dディレクター:白井宏旨/編集:坂本久美子/音響監督:明田川仁/音楽:鈴木さえ子/TOMISIRO/アニメーション制作:XEBEC/製作:ラグランジェ・プロジェクト/
■キャスト
京乃まどか:石原夏織/ラン:瀬戸麻沙美/ムギナミ:茅野愛衣/キリウス:野島健児/イゾ:吉野裕行/アレイ:松岡禎丞/ヴィラジュリオ:中村悠一/ディセルマイン:小野大輔/モイド:興津和幸/中泉ようこ:能登麻美子/中泉浩:浜田賢二/芹沢颯太:井口祐一/田所正蔵:保村真/渡部えり:田中理恵/上原はるか:藤村歩/ジェイムズ・ロウ:川田紳司/野上さち:山口立花子/近藤みち:三森すずこ/岩淵まちこ:浅倉杏美/高倉えりか:南里侑香/五十嵐しょうこ:野水伊織/葛原ともえ:森谷里美 /
■OP&ED
OP&EDテーマ:『He『TRY! UNITE!/Hello!』中島愛
■アバン
格納庫に降りてスタッフとご対面の……まるっ!
ポカ〜〜ンです。きっといろいろな意味でこのリアクションなんだろうなぁ(笑
機体(オービット)の名称はウォクス・アウラ。どうやらまどか色に染め上げちゃったみたいです(ぇー
「あんなに簡単に動くとは思わなかったよ」
「……っ簡単?」
ですよね。思いませんよね。ビックリですよね。動いたことも動かせたことも……ね(汗
ただしランはそれだけでなく他の想いもありそうだけど。それでもお凸を赤くしたまどかを心配するあたり裏表なく優しい娘なのは間違いないかなぁと。
そんなトコに司令官・田所登場。
早速のブリーフィングは当然でしょうが……次があるのは決定事項のよう。有無を言わさぬ捲き込まれですな(笑
「わん」
ランかわいいよラン♪
■Aパート
デメトリオ陣営としてもウォクスは未知の存在なのですね。
とりあえずロボに関しては陣営関係なく総じてオービットと呼べばいいようです。
先走ったアレイが落ち、イゾもキリウスの制止を振り切り後を託して出陣……
表面的には反目していても、その実信頼し合っているようですね。
てか…コイツラ単純に敵と断ずるには疑問が残りますねぇ……
「聞いてない!次があるなんて!!」
まぁ言ってないし。事態が急展開だったし。詳細不明のままこんなだし(苦笑
ランの言うことを単純に嘘とするのは可哀相かなと。彼女もイロイロと抱えてそうだし。
とりあえず、記憶についてもアレもコレも「わかんあ〜〜〜い!」でいいんじゃないかと(ぉ
ということで、お姉ちゃんからの着信履歴がいっぱいです(当然
敗れたデメトリアのオービットが逆さまのまま搬送されて行くの図(笑
恐らくパイロットはまだ中ですよね……突然暴れだしたりしないのかと(汗
お姉ちゃん達は5年間ウォクスを研究したけど成果はなし。
基地は半年で飛行から変形・戦闘までというのだから助手(?)が「秘密を〜」と喚くのも仕方ないし。実際“異星人”というブレーンもいるわけだしね(笑
てか、お姉ちゃんは基地関係者ではなかったんですね。てっきり同組織の違う部署だとばかり思ってましたわ(笑
どうやらウォクスは“メモリア”することで搭乗者が限定されるようですね。
アウラはまどかが登録されている為、まどかとセットでなければ動かすことは出来ないと。
とりあえず……この糸目、異星陣側の官僚という感じでしょうか。基本的に“利”と“確率”で考えるように思えます。
そして、地球は宇宙戦争に捲き込まれた未開の星という感じのようで。地球を守るのは二の次で、ウォクスの死守と勢力圏の確保が目的ですかね。更に地球型兵器は意味を成さないので結果的に守るべきウォクスのみが地球唯一の戦力となると……
とはいっても、なんだかんだで総ては行き当たりバッタリかよ!(汗
田所も権限は現場に限られている感じがしますし、善悪も利も判然としない宇宙戦争に捲き込まれいい迷惑ってトコロでしょうか……
地球側首脳陣はきっと異星人の技術供与で他国に先んじればオールオッケーって感じなのだろうなぁ(ぉ
ということで逃げたことになっちゃったまどかは電波を探してふ〜らふら(笑
そこにはアウラとは違う機体が鎮座していて。更には『ムギナミ』と名乗る自分と同じ迷子とバッタリ。
う〜む……ムギナミはノリよく場を仕切ってまどかを煙に捲いた感がしますですよ。
まぁとりあえず、逃げたかどうかは於いとくとして。
まどかさんとランさん、話が咬み合ってそうで噛み合ってませんなぁ(苦笑
兎に角、ランがまどかのことを本気で心配して協力したいという真摯さは伝わるってもんです。
それとランはまるで泣きそうなほどに何かに苦しんでいるみたいですが、その部分をまどかが知っているものとして接している感じがしますね。
とか何とか書いておりますが、結局このシーンで言いたいのは、ランのオシリがスバラシイということです(マテ
パイロットスーツを着込んでこの体勢で搭乗となると、ギアスとかソラかけを思い出しますなぁ。大きく開いた背中とわきチチが最高です(マテ
実はてっきりこの搭乗は訓練なんだと思ってたんだ。そしたらまさかの敵第二陣襲来でビックリ!あまりにも行き当たりバッタリ過ぎませんか!?(笑
ってか……
「京野くん、キミの肩に地球の未来が掛かってる。頼んだぞ」
なんで捲き込まれの何も知らない女子高生に出撃直前になってそういうプレッシャー掛けますかっ!!(苦笑
まぁ兎に角です。ロボットモノの醍醐味のひとつは発進シークエンスですよね♪
ウォクスシステムは沈黙だけどアウラ発進!地球はまどかに託された!!(笑
■Bパート
まどか、イゾと遭遇!ふたつの機体はチキンレースの様相を呈し……僅かに傾け交差する!!
精神の高揚に呼応したのかウォクスシステムが起動。ピアサー形態でも反応を示しまどかとの相性の良さを証明。
しかし、そのドッグファイトを目にしたお姉ちゃんは“逃げている”と感じたようで……
実際、まどかは思うように操縦できていないようですね。敢え無く攻撃を受けて撃墜!?
まどかのピンチにランは思わずウォクスのハンガーに……
「伝説に怖れを抱くお嬢様に、ウォクスを受け入れることが本当にできますか?」
なるほど“伝説”とやらがランが震え涙目になるほどの恐怖の原因なのですね。
伝説とはないか気になりますね。受け入れるというのはきっと前回ランがまどかに語ったことなのでしょう。・
あまりに呆気ない勝利にイゾはアレイの敗北が信じられないよう。
援護とばかりに浴びせられる地球型兵器はまったくの役立たずですなぁ……(苦笑
らしからぬまどかの失態にお姉ちゃんが動く!ケータイ掛けてまどかをコール!!
「ケータイ通じんのかよ!」
まったくだよ!ビックリだよ!未知の機体の中で海の中で遠岸なんだぞ!(笑
それはそれとして。
とりあえずロボに乗ってしまったことをウダウダ言っても仕方ないと受け入れた体のお姉ちゃん。この切り替えがスゴイなぁと。
「私がコレに乗ることには、思ってた以上にいろんな人のいろんな想いがあるみたいでさ。
私としては出来るだけソレに応えたいし、誰も裏切りたくないって思うんだけど……
そうやってイロイロ考えていたら……動かなくなっちゃった」
らしからぬまどかの悩みを一通り聞いたと思ったら……
「えぇっらそうにっ!!
オマエ何様!?やってやるなんて思ってっから動かないんだよ!!
やらせて貰ってるなんて遜る必要もないけどねぇ、でもやるって決めたのが自分なら、その言葉の責任ぐらい取んなよ!!
ソレが嫌ならジャージ部なんて辞めちまえっ!!」
お姉ちゃん盛大なる渇!まどかの魂に活が入る!!燃える闘魂!!!不屈の闘志が燃え盛る!!!!
きっと反応したのは『ジャージ部なんて辞めちまえっ!』の部分ですね。ジャージ部創設の秘話をいつかきっと!!(ぉ
そんな遣り取りを聞いたランは己が内の恐怖を乗り越える勇気を振り絞れるのか!?
気合充分!吹っ切れたまどかは近付くイゾをブッ飛ばす!!
敵の次元装甲(?)を破壊!ウォーリア形態となり立ち塞がる!!
かと思ったそのとき!新たな不明機体が襲来!!
黙って見ていらないとキリウス参上!死ぬときは一緒だぜ!!(ぇ
挟み撃ちとなったまどか!今、まどかを救えるのはランだけだ!!恐怖を乗り越えろラン!!!
■アイキャッチ&エンドカード
エンドカードイラスト:藤真拓哉
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
2話にしてなんか怒涛の展開だったなぁ。話自体はあまり進展した気がしないけど(ぉ
まぁ事情説明が未だなく、視聴者もまどかと同様に展開に捲き込まれっぱなしだから仕方ないけどね(笑
でもそれが嫌じゃない。メタ視点で物語を見るのではなく、主人公と同じ目線で入ってくるのがどこか心地いいと思いますですよ♪
今回、新キャラとして3人目のパイロットになるであろうムギナミが登場したわけですが……
謎な空気と顔出しだけで終了とは思ってなかったですよ!てっきり何らかの紹介くらいはあると思っていたのに(苦笑
そして、デメトリオの3人ですが……どうも憎めませんね。ホントに敵なんですか?
なんか次回あたりから徐々に仲間フラグが立っていきそうな気もしなくもないのですが。
まどかたちも3人だし恋愛展開的にも丁度いいしなぁ……(マテ
ところで。
ウォクスについて地球側が何も知らないのは当然として……
デメトリオは言い伝え程度にしか知らないようですし、レ・ガリテにしても伝説と多少の知識程度しか知らない感じを受けます。
結局のところどんぐりの背比べ程度の差しかないんじゃないかなぁ。まぁその瑣末の差が緊急事態では非常に大きいのかもしれないけど。
何気にイチバン理解してるのはまどかだったりしてね。無意識的な知識として(笑
あとですね。
ランは、まどかとウォクスの関係を誤解している感じがします。
伝説を原因としてランはウォクスを畏れているようですが、メモリアを果たしているまどかは総てを知った上で受け入れていると思い込んでいるように思えます。
だから、いまいちウォクスに関しての話が噛み合わない。
ウォクスを畏れないまどか、操縦を簡単だというまどか、それでもどこか躊躇するまどか……
ランにとってはきっとまどかの言動は全て筋が通ったモノに見えているのでしょうね。まどか自身は戸惑っているのに(苦笑
それとまどかとお姉ちゃんの遣り取りですわ。
まさかのセイギノミカタみたいな状況と様々な思惑に悩んでしまったまどかとそんなコトを一蹴してしまった豪快なお姉ちゃん。
そんな二人の遣り取りをオープンチャンネルで聞いてしまった基地の皆さん、そして特にランはどう感じたのでしょうね。。
一介の女子高生がただ巻き込まれただけなのに真剣に思い悩み感じたことに、行動してみせたことに、田所司令官を始めとした大人たちがどう応えるのか楽しみです。
そして、突然の状況に思い悩んでも怯まず挫けず立ち向かうまどかの姿にランが何を見出したのか……恐怖を乗り越えられるのか気になるところです。
まぁ総てはお姉ちゃんの渇があってこそのまどかの奮起というか反骨心なわけですが(笑
さて、この明るいノリを活かしつつ次回も大いに楽しめる展開を期待したいところです♪